【猫にフィラリア!?】

「先生、犬の間違いでしょ?」
そんな声が聞こえてきそうですが、猫にフィラリアが感染することがあります。

そもそもフィラリアって何???
簡単に言うと蚊によって感染する寄生虫(犬糸状虫といいます)です。犬が寄生虫をもった蚊に刺されると感染します。犬に感染したフィラリアの幼虫は大きくなって、肺動脈というところに大量に寄生して犬の血の巡りを悪くします。そのため、犬では循環不全から咳や腹水、呼吸困難などの症状が出て、最終的には死に至ることもあります。

では猫には・・・???
基本的には寄生しません。もし猫が蚊に刺されて体内にフィラリアの幼虫が入っても、ほとんどの幼虫は死滅します。しかし、稀に死なずに生き残ってしまう幼虫が存在します!?それが猫のフィラリア症を起こします。ここで問題なのは猫のフィラリア症は、犬と違って、発見が難しく、致死率が高いことです。猫が原因不明で死亡した場合に剖検(原因究明のため、遺体を解剖すること)して、初めて発見されたというケースが少なくありません。

ではどうすればいいのか???
予防すればいいのです。病気の発見、治療は難しくても犬と同様に1ヶ月に1回(当院ではつけるタイプの薬を勧めています)で予防できる薬があります。予防で病気を防げれば安心ですね。

いつから予防するの???
今でしょ!?ではありません。寒い冬に蚊はほとんどみませんよね。蚊が発生する時期からです。近年は蚊の発生も早くなっているので4月からがオススメです。

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