
本を書いています!?ではありませんが、獣医師向けの雑誌の記事を書いたことがあります。大学で教員をしている時は2年くらい連載をしていました。パルの院長になってからも、時々依頼があります。
先日も一つ原稿を仕上げました。
原稿を書くのはまず調べ物から始まります。自分が持っている知識だけでは当然足りない場合もあるため、最新の論文をチェックします。そしてどんなストーリーで書くのか、書いていく上でいかにわかりやすく伝えられるかなど色々考えて仕上げていきます。
日々の臨床をしながら書いていくのはなかなか大変です。大学教員の時はこのような執筆活動も仕事のうちで、実際に時間を作りやすかったのですが、今は臨床の合間や夜に時間を見つけて書いていきます。大変な作業ですが、この執筆で得た知識も当然、日々の臨床に役立てられるし、自分の知識の整理にもいい機会だなとポジティブに捉えて書いています。
今回はJ-VETと言う獣医師向け雑誌の膀胱癌の特集で、抗がん剤治療と放射線治療の部分を執筆しました。

~今回の執筆から~
膀胱癌の治療に革新は起きていませんが、抗がん剤の選択の幅が少し広がっています。以前の膀胱癌に使用する抗がん剤は扱いにくく、一般の開業医の先生は使用経験がない先生が大半だったのですが、より使いやすい抗がん剤での治療報告がこの数年でなされています。ただし、まだ以前の抗がん剤に比べて明らかに優れているとは言いにくく、今後の報告に期待です。 ちなみに当院では以前から使用されている抗がん剤、新しく報告されている抗がん剤、ともに使用経験は豊富ですよ。