【先生、ガンですか?】

皮膚などにできものができて、来院された際によく言われる言葉です。
確かに「できもの=ガン」と不安に思ってしまうものです。

ここで大事なのはそれが本当にガンかそうでないかです。
そのためには何をするのか?それは検査です。
確かに経験からこれは何が最も疑われるなとある程度、推測を立てることはできますが、触れた感じや見た目で確定診断は下せません。
「まずは検査しましょう」というと、「手術ですぐにとってほしい」と言われることもありますが、できものの種類によってどんな取り方をした方がいいのか、異なります。
また実は手術ではなく、薬による治療がいい場合もあります。

頻繁にする検査の一つに、できものに細い針を刺す検査があります。基本的に鎮静や麻酔も必要としません。外来でさっとできてしまいます。

また確定診断を得るためにはやや太めの針などでできものの一部を取ってきて、専門の先生(病理医…昨年、フラジャイルと言うドラマで脚光を浴びました)に調べてもらいます。この検査では鎮静麻酔をかけることが多いです。

このような検査を経て、治療に進んでいきます。
敵を知り、初めて戦いを挑みにいくのです。

写真の子は1cmに満たない小さな腫瘍でしたが、細い針を刺す検査をして肥満細胞腫という悪性腫瘍と診断がつきました。

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